PrUA/Idealliance


PRINTING United Alliance(以下PrUA)は、工業・グラフィック・アパレル・テキスタイル・電子機器・包装・商業印刷市場の印刷会社と専門家によって設立されたアメリカを拠点とする印刷・グラフィックアート協会団体です。統合されたSGIA・PIA・NAPCO Media・Ideallianceの組織を代表するPrUAは、人脈・リソース・コンテンツ・教育を通して、印刷業界のリーダーを支援し、ビジネスを成長させる活動も行っています。このPrUA内のIdeallianceという組織で、G7+認証を行っています。元々Ideallianceは、米国印刷工業会(PIA)のコンピュータ部門として1966年に設立され、1981年にグラフィックコミュニケーション協会/PIA特別産業グループとして再編されました。2007年にカラー印刷の管理法のG7認証を制定し、2021年にPrUAと合併しました。
G7+日本事務局


PrUA/Idealliance公認の日本国内で唯一、G7+認証に関する説明会と認証取得講座が開催できる機関として、日本プリンティングアカデミー(略称JPA)内に設置されています。JPAは、印刷に特化した専門教育機関で40年以上、色彩管理の基準として3点グレー管理法の研究開発を進めてきました。グレー管理という共通概念を持つG7+方式を通して、顧客満足度向上や多様化する印刷プロセスに対応できる「品質管理の基軸」「技術の継承」「日本発のグローバルスタンダード」の確立を目的として、このG7+認証制度の推進を行っています。


G7+推進委員会
日本で印刷関連技術を専門的に教える学校として存在するJPAは、印刷業界の企業・団体とともに、印刷技術の確立と向上や企業の発展を目的として研究開発を行ってきました。G7+を単なる情報・資格ではなく、印刷製造現場で活用できることで、各企業が「付加価値」を創り「製造の省力化」を実現できるよう研究と実証実験を行う組織として発足させたのが「G7推進委員会」です。PrUA/Ideallianceの公認トレーナーであるJPA学校長・曺 于鉉(Woohyun Cho)が委員長を務め、その他総勢12名のメンバーで、G7+手法の教材作成や、キャリブレーションソフトの開発や検証などを行ったり、G7ジャパン・コミュニティという会員間の情報交換活動を推進しています。

推進会定例ミーティングの様子

Todayart[韓国]見学会
PrUA/Idealliance・JPA沿革
2020年2月 | アメリカ人G7公認トレーナーによる、日本国内で初めてのIdealliance G7認証取得講座を開催。G7エキスパート13名、G7プロフェッショナル1名が誕生。 |
2021年3月 | PRINTING United AllianceとIdeallianceの2つの組織が合併。 |
2021年11月 | IdeallianceとJPAが締結。Idealliance Official Partner in Japan発足。 |
2022年9月 | 学校長・曺が、Idealliance(現:Pritnitng United Alliance)公認のトレーナーに就任。 同月、学校長による日本語での第1回Idealliance G7認証取得講座を開催。G7エキスパート3名、G7プロフェッショナル3名が誕生。 |
2022年11月 | G7日本事務局 関西支部発足。 |
2023年2月 | 第2回Idealliance G7認証取得講座を開催。G7エキスパート3名、G7プロフェッショナル12名が誕生。 |
2023年8月 | G7推進委員会による、韓国印刷展示会「Kprint」およびG7認証取得企業視察会ツアーを催行。 G7マスター認証制度コンサルティング開始。 |
2023年9月 | 第3回Idealliance G7認証取得講座を開催。G7プロフェッショナル10名が誕生。 |
2023年11月 | アジア本部のMDであるAhn氏を招へいし、第1回G7ジャパン・フォーラムを開催。 |
2024年3月 | 「G7」が「G7+(プラス)」にバージョンアップされる。 |
2024年7月 | G7+認証取得講座開催。G7+エキスパート5名が誕生。 |